「神無」を「神が不在」と解釈するのは語源俗解である。また、この俗解が基になって更にさまざまな伝承を生じることになった(後述)。
神無月(Wikipedia)
「神無月」の語源は不詳である。有力な説として、神無月の「無・な」が「の」にあたる連体助詞「な」で「神の月」というものがあり、日本国語大辞典もこの説を採っている(後述)。「水無月」が「水の月」であることと同じである(6月#水無月の語源)。
神無月(Wikipedia)
出雲大社に全国の神が集まって一年の事を話し合うため、出雲以外には神がいなくなるという説は、中世以降の後付けで、出雲大社の御師が全国に広めた語源俗解である[1][2]。
神無月(Wikipedia)
「大言海」は醸成月(かみなしづき)つまり新酒をつくる月の意だろうと言っている。これも憶測にすぎないが、神さまのいない月よりはマシだろう。」と評している[3]。
神無月(Wikipedia)
^ 神無月の字をあてるようになったのも、平安時代に入ってからだと考えられる。・・・カミナツキの意味については、新米を収穫して酒を造る月だから醸成月(かみなしづき)の意だとか、神嘗祭(かんなめのまつり)の行われる神嘗月から出ているとか諸説があるが、まだ決定できない(日常語語源辞典、p.80、東京堂出版、1992年)
神無月(Wikipedia)
「神嘗祭(神様に一年の収穫を感謝するお祭)から来てる」説が好きという理由で推したい。
言われてみれば「水無月」は梅雨で水がじゃぶじゃぶなのに、「神無月」は神様がいなくなるのも不思議な話だなあ。
なぜ調べていたかというと、10月14日がFGOで下総実装の日なので、
神様のいない月にあんな穢れまみれの儀式をやったのはなかなか意味深でいいなと思って発言する前に確認したところ、むしろ昔は逆というか、神様の月だったかもしれないことがわかって、そちらの方がエグいなと思いました。
(実装日とレイシフト先がいつも同じ季節とは言い切れませんが。)
流れで師走の語源を見たところ、やはりよく言われている説は平安時代以降のものらしく
日本国語大辞典は、語源については記述していない。末尾に次の9説を列挙するのみである[6][7]。
12月(Wikipedia)
(中略)
2.四季の果てる月であるところから、シハツ(四極)月の意〔志不可起・和爾雅・日本釈名〕。
ウエッかっこいいな「四極」、いつかキャラの苗字で使おう。