創作と絵の話

つぶやき

新連載進捗(捗ってない)

新連載案、相変わらずちぎっては投げを繰り返しております。最初に連載案のファイルを作った記録があるのが旧作バベルハイムの終了が決定した少し後の2014年6月なので、骨折騒ぎの合間に5周年を迎えていたようです。新しい輪典バベルハイムの方もとうとう終了が近いので、今は複数の出版社さんとお話ししていて、最初に採用が決まった雑誌にお世話に……ということで、それぞれの雑誌に合わせたお話を提案しながらご相談中です。こちらからの拙い提案に対して担当編集さんからの「でもこの案だと……」という様々な懸念に、私が「心配なところは直せますからぜひ描かせてください!」と言い切れたなら、ではこの原石をどう商業向けに削り込めるかという次の段階の話にいけると思うんだが、私自身にもまだ自信が無いので、「やっぱりよくないですよね」と、出しては引っ込めるを繰り返し気味なんですね。多分、「私が好きなもの」と「私の力できちんと商品にできるもの」と「この雑誌の読者さんが私に求めるであろうもの」の3つが綺麗に重なるところがなんなのかがまだ見えて来ていないのかなという気がします。もうずっと頭を抱えていまして、悪魔の知恵でも降りて来や...
お知らせ

忍者もの断念

前から随所でちょくちょく経過をご報告していた忍者ものの連載の準備ですがネームをちぎっては投げもそろそろ3年目に突入しかけたところで、残念ながら本日をもって打ち止めになりました。しゃあない!力不足でした。残念です。そんなわけで、締めのご報告です。待っていてくださった方がもしいらっしゃったら、申し訳ありませんでした。連載にはつなげられなかったけれどこの連載のために勉強をしたいくつかのことはFGO柳生但馬守の作画の助けになりましたので無駄ではなかったと思います。宵鷺(実在の野鳥と紛らわしいので読み切りの時とは名前を変えていました)は思い出したころに趣味で描こうと思います。飛べる日が来るかもわからんし。もう次の準備は始まっています。チャンスをいただけて、とてもありがたいです。
写真

旧作修正と新作没ネーム

手前は無印バベルハイムの単行本、付箋は輪典執筆にあたって弄りたいところです。奥は完全新作の連載向けの没ネームです。
つぶやき

大関ヶ原展つづき

大関ヶ原展に行ってから刀の描き方が変わった棟の部分をもっと厚くしてよかったんだなあ同人誌の執筆中に観に行ってよかった描きたい物が多過ぎて入稿が間に合うか自信がないですが前回言いそびれたが、刀では棟に切り傷のふたつ入った石田正宗がなんだかかっこよくていろんな角度からずっと見ていました
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昔のアイディアメモ

書類整理をしていたら4巻最終話「制裁の庭」最初期のアイデアメモが出てきました。この直前のページに1巻第1話の走り書きがあるので結構古いやつだと思います。
つぶやき

黒歴史ってなんだ

昔の絵が恥ずかしいのは、絵がヘタクソだった事そのものよりも、そんな下手な絵のくせに描いた当時、内心少しでも「私上手いかもしれない」と思ってしまった記憶があるからのような気がする。そういう記憶とリンクしない、無心で楽しんで描いていた覚えのある絵はどんなに下手でも「あ、うん、下手だったよ」で済むのですが、ちょっとでも自分の中の下心がかいま見える絵は目に入った途端に私が恥ずかしさで大変な事になります。