
赤毛猫耳長髪の神様──推定現代服──をオーダーいただきました。
お客様におかれましては長らくお待ちいただいてしまい大変おそれいります。
ここからがんばらせていただきます。
前述の赤毛猫耳長髪の神様という設定に加えて
10代後半~20代後半の美青年、大変美味しいお題をいただきました。
それ以外は結構自由度を高めにしていただいているので、
お顔を作画しながらほかの部分について考えていこうと思います。
美形というと私の中では2タイプありまして
私自身の美の基準に則って突っ走るも
お客様のあいだでは評価が結構大きめに二分しているパターンです。
仰りたいことはわかります、
なにしろこの描き方は20年以上前のプロトタイプ期には
家族にすら「あのほら……ブサイクなキャラ」と言われた時期がありました。
私にとっての美が伝わるよう何年も改良と研鑽を重ねてきましたが
未だ努力が足りないばかりにこの美しさがあまねく方々に伝わらず
大変遺憾の限りにつき今後も精進は永久にやめませぬのでよろしくおねがいしもす!!!!1!!!!
というパターンと
私がなるべく人間のふりをして最大限、多くの方々に伝わる形で描く。
美の喜びを広く分かち合うための形、
尖らずでしゃばらず全てを包むおおらかにして王道の美、正解の中の正解。
でも所詮は私が描くものなので、前述ほどではないにしろ
アクの強さが出てしまうのは何卒ご容赦願いたいのですが……。
そうありたいという意思だけはあるのですが……。
というパターンです。
私にとってはどちらも良いところがあり、描くたびに違う喜びがあるので
どちらのオーダーをいただいても張り切って描かせていただくのですが
お渡しするものを間違えると、事故になってしまうというのもわかっておりますわけです。
前者をお求めの方に後者をお渡ししてしまうと物足りず。
後者をお求めの方に前者をお渡ししてしまうといやこれはおかしいということになってしまうでしょう。
大変迷うところではあるのですが
最初はおそらく後者をお求めではないかと解釈しまして
いや、でも、発注文でバベルハイムと道満スピンオフに言及してくださっているので
前者の方向性で大丈夫なのかな
あっこれはけっこう
よく考えなければ
日和っていい?中間くらいの調整ってできる……?(自分に聞いています)
でも神様なので……神性(もしくは魔性)が加わると自分の中では前者がちょっと勝つんですよね……。いいのかな……。
ちょっと……とりあえず描いてみましょうか……話はそれからということで……。
あっ、Twitterのヘッダーにご使用ご希望でしたので今回はサイズを変えております。

ピンクの部分はヘッダーにした時に切り落とすところ+ヘッダーにするときアイコンで確実に隠れるところです。
このフルサイズ版はそのままヘッダーに使えるカット済みのものと一緒に納品いたします。

恐れていたほど悩まなかったかもしれない……。
現時点の悩みはむしろ服装で、私の中では着物に近ければ近いほど神様みを感じやすく、発注文ではお任せというお話ではあったのですが
もしかしたら、もしかしたら、もう少し現代よりのアレンジがあったりすると見やすかったりするのかなという感じもしており(なのでこの記事の最初に「推定現代服」と入れていたのですが)ここからちょいちょいアレンジしていくかもしれません。ひとまずお顔と構図は決定で。

猫の生耳にぜったい入れたいもの、緑皮嚢ことヘンリーズポケット。

赤い髪+黒い服でスポーティーな雰囲気になりそうだったので狩衣をジャンパーぽくアレンジしています。
この場合は襟もタートルにすべきかもですね……色を置いてから考えたいと思います。



全体を塗り込みつつお鼻、口を微修正。

ほぼほぼできているのですが午後まで一旦寝かせます。
大きい絵は夜に納品いたします。
【翌日昼】まだ調整中です、申し訳ございません。

ただの自己満足に近いレベルの微調整なのですが顎と鼻に手を加えました。
【完成】
このたびはありがとうございました。大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。