skeb:15 あやかしは古い本の香り

オリジナル小説の主人公のイラストをご依頼いただきました。

(個人的な事情で恐縮なのですが一旦休んでから記事の内容をきちんと練りたかった思いがあり1日ほど記事を非公開にしてしまいました。締切前ということもあり、もしも記事をお探しでしたら申し訳ありません。)

描きたいイメージはわりと最初からしっかりあったのですが念の為いくつか作画しておりました結果、
休憩中に全然違うアイディアが浮かんだりなどしまして180度とは言わないまでもちょっと変わるなどし、
その後やっぱり戻すなどしました。

ヒロインの周りに怪異がもりもりしている。小説の表紙のようなわかりやすさ。

コインランドリーにいるヒロイン、背後の洗濯機の中に怪異が詰まっている。コンセプトアートっぽい。

アイディアは良くなりそうだったのですがちょっと横長すぎたかもしれないと思って……。でもこういう尖り方が実はお求めいただいている方向性だったりする可能性も否めず……。

すみませんもうちょっと練ってもよろしいでしょうか。

ラフもまだですが「童顔ではあるがロリではない」ラインとして、顔は幼く見えつつ表情や仕草で落ち着いた空気を狙いながら描いていきます。あと「ボーイッシュ」が昭和の感覚で止まっているので、検索で確認しながら調整していく予定です。

(大変恐縮ですがこちらから再送のお願いができないシステムなので、もしよければリクエストを再送いただけますと幸いです。何度も申し訳ございません……。お送りいただけなくても、納品はできませんがこのまま完成まで作業をさせていただきます。)
(お手数をおかけいたしました!ありがとうございました。)

長らく更新が止まってしまい申し訳ございません。
最終的に最初の構図に戻りました。
あまり体のラインが出ないようなスカジャンにデニムを予定しています。
顔はほぼ決まりですが、もう少しデッサンを修正いたします。

背景ですが、生物学専攻の学生さんならアカデミックな方向もと思いまして
ヴンダーカンマーとか考えたんですけど、いただいたオーダーである
怪異もりもりに少し及ばないのではないかという気もしており
「古い建物の窓枠いっぱいの怪異たち」もしくは収まりが良さそうなら「棚に陳列された怪異たち」で
臨機応変に行きたいと思います。

サイドバングと触角の中間くらいを設けて若い女性の透明感がちょっとでも出せたらと四苦八苦しているところです。

〜一旦休憩〜

〜休憩終わり〜

線はここから整えます。
その前後で、髪の毛の残りのパーツを描きたします。
パーツを分けたのは、髪の毛の下にある服の線がよくわからなくなりそうだなと感じたのと
先に肩まわりの形を正確に取っておいたら、髪の毛が肩から流れている感じがより描きやすくなると思ったからです。

線画できました。もりもり塗っていきます。
背景どうしよう問題、「窓枠いっぱいの怪異たち」にするか「棚に陳列された怪異たち」にするか問題ですが
背板の無い棚に陳列すれば両方同時に行けそうな気がしてきました。

昼餉の後一気にやります。今日こそ納品するぞ。

こいつ(私)急にイキイキし始めたぞ。
勢いで脱線して呪物とかエグめのホラーに行かないよう
怪異、怪異と唱えながら下描きしています。

【完成】
このたびはありがとうございました。大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。

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