Fate/Grand Orderコミックアラカルト PLUS!SP対決編!

KADOKAWA発行のFGOアンソロジー
Fate/Grand Orderコミックアラカルト PLUS!SP対決編!
にて、アマデウスvsファントムの
音楽家バトルを23ページほど描かせていただきました。

ほぼ前半部分をフリーでご覧いただけます。
こちらからどうぞ
お楽しみいただけましたら幸いです。

おまけ1:
コメントカットに使うかもしれないと思って描いたけど使わなかったやつ。(正方形の)

おまけ2:
写真の紙はあらすじをシーンごとにメモしたものと、FGO内や紙マテリアルで仕入れた情報を書き出したメモです。描きたいシーンを軸にして縦に並べ、左右に関係のありそうな情報を並べて設定を逸脱させないためのナビゲーションにしながら流れを決めました。

例えば冒頭でマスターが報酬の話で交渉するシーンの横には、アマデウスの幕間の冒頭のセリフのメモを置いたりとかしています。関係のなさそうな情報も一旦書き出して貴重な情報としてストックしました。

【余談】(後からだらだら追記していく)

事前に統一された設定があるわけではなかったので、まずはそのキャラらしいバトルのきっかけを考えるところから始めたのですが、今なら聖杯戦線があるので、本編や出典元での接点のあるなしにかかわらず、すぐバトルに持ち込む(しかもガチめの)という選択肢もできるなあと思いながらペン入れなどしていました。

漫画じゃそこまで描けませんでしたが、アマデウスとファントムは、一人の運命の女性に出会ってしまった共通点と、そこから何が変わっていったのかというところが対照的なところも掘ったら面白そうだなあと思いましたね……。

Q:キャスターとアサシンじゃアサシン不利じゃない?(11月08日追加)
A:ゲームシステムで言えばまったくおっしゃる通りでして、これはあくまで私感なんですけど、その手の「FGOにおける」クラス相性というのは現実のプレイヤー、ようは、私たちがゲームとして遊ぶための要素なのかなと思っておりましたので、漫画には取り込みませんでした。
英雄同士の戦いの勝敗を分けるのは、おもに英雄たちそれぞれの人生によって構築された長所と短所の相性によるものという印象を持っているので、今回もそのようにしました。
実際、アマデウスはシナリオ中でもマイルームでも「戦闘は期待しないでくれ」と言い続けていますし、彼の存在が輝くのはアタッカーとしての活躍ではなく、他人を導いたり、惑わせたりする時と解釈しております。「ケンカには負けても、目的は果たす」ことがアマデウスという英雄が「勝つ」パターンではないかと思っておりまして、それは、私のとても好きな勝ち方の一つです。
(とはいえ、ゲームではなくfateの設定としてもともと存在するクラスの強さについては、今回とはまた違う解釈になると思います。)

告知イラスト加筆後:2023年

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