今回のコミケでは特に、来てくださった方から
「推し鯖を生んでくれてありがとう」と
いうコメントを頂戴する機会が
増えた印象がありまして、
お気持ち大変ありがたいのですが
大元になる歴史上の人物の存在や
言い伝えなどがあった上で
それを独自の世界観の元にキャラクターとして
生みなおしたのは他ならぬTYPE-MOONさんであって、
さらにそのキャラクターを魅力的に動かしているのは
ライターさんや声優さん、多くの関係者の方々で、
私はなんにもないですよというのは
その度にお伝えしてしまいました。
声をかけてくださった方ご自身も
多分そのことは十分わかってくださっていて
どちらかというと
「お主のキャラデザで苦しゅうない」という
感じのことをおっしゃりたかったのではないかと
勝手に解釈しております。
もしそれが間違いではないとしたら
そのお気持ちはとても強い心の支えになっております。
ありがとうございます。
TYPE-MOONさんが私のような
絵描きに声をかけてくださって、
大切なキャラクターのビジュアルを
任せてくださったことには
理由があってのこととは思うものの
そのご期待に応えられているのか、他の絵師の方の
方が良かったということはないか、このキャラは
この造形で幸せだったろうかということは
割としばしば考えこんでおりますので
ユーザーさんから「苦しゅうない」として
いただけるのは大変ありがたいです。
やり過ぎて滑ることもままありましたし
逆に配慮が足らずにやらかしてしまうことも
ありましたが
今後も頑張らせていただきます。
何卒よろしくお願いいたします。