宗三が仲間に加わった際
おそらく他の名刀達もそれぞれの時代で
「時の人に秘蔵され続けた刀があるらしい」という話だけは聞いていて
それだけ多くの御殿様の心をつかんできたのなら
さぞ切れ味の素晴らしい名刀なのだろうなあと期待していたのに
いざ戦に出ると度重なる再刃で切れ味は劣化しているわ
重宝されすぎて戦の経験は少ないわで残念な結果になってしまい
皆はなんとなく気まずくなるしそれ以上に
宗三の心中察するにあまりあるし
「その視線、好きじゃない」は
仲間に向けて言っているのかもなとも思う
それで一連の様子を見ていた長谷部が一人そっと心の中で
溜飲を下げてるといいなとか
やはり自分の方が信長様にふさわしかったのだという歪んだ優越感から
宗三にも優しくできるような気分になっていたのに
いざ宗三が真剣必殺になると
第六天魔王が降りて来たかのような風格というか
いっそ刻印の影響で実際にご本人が降りて来てたりしたら
熱いなと常々思っているのですが、とにかく
そんな事になった日には長谷部のあたりさわりのない
表情の下で嫉妬大爆発してしまうんじゃないかとか
それでもどこかしら相通じる所があって欲しいなあとも思う
今日も妄想でご飯がうまい