きたるFate/Grand Order Fes. 2025 ~10th Anniversary~ のための描き下ろしイラストとして、
担当サーヴァントのアショカ王を描かせていただきました。
シルエット予想が当たった方お見事でございます👏
「くらぶカルデア」放送内でもご紹介いただきましたが、メモリアルギャラリーにおります。
等身大パネルになることを意識して描き込みをがんばりました。
おいでになる方は会場でぜひ寄ってご覧ください。🙇♂️
👉Fate/Grand Order Fes. 2025 ~10th Anniversary~
以下、蛇足にしては長すぎる話、
蛇の股下が42.195kmくらいになっちまうよ。
ドゥパッタ(ストール状の布)の金色の部分は、ライオン以外は特に意味のないペイズリー柄にしました。
あえて意味を持たせなかったのは、自分にとって珍しい経験があったからです。
はじめにシャルワニ(スーツ部分)は落ち着いた色合いにして、
代わりにドゥパッタを華やかにし、インドらしいお祝いの雰囲気を出そうと計画しました。
模様はアショカ王らしさを意識し、
最初はストゥーパのレリーフを参考にしようと考えていました。
ストゥーパはお釈迦さまのご遺骨を納めたお墓のような建物で、
信仰に篤い王様にとってもっとも大切な場所と言えます。
花や果物、鳥や動物などが細かく刻んであり、
宗教上大切な意味があると同時に、
その国とも密接に関わる要素とも取れましたので、
王様を表すものとしても相応しいのではないかと思いました。
しかし、あらためてレリーフを見直していく中で、
王様が尊敬している人を飾るためのものを
ご自身を飾るのに使うものだろうか、と思うようになりました。
そんなとき、まだ形になっていない“概念だけの布”を、
脳内の王様がすっと取り上げてお寺に納めていかれました。
私は今まで、作家や漫画家の方々がおっしゃるような
「キャラクターが勝手に動く」という経験がほとんどありません。
頭の中でのシミュレーションのようなものなのかなと思っていたのですが、
自分にはどうしてもできず、諦めていました。
でも今回は、横からそっと干渉されるような、
不意打ちのような感覚で、とても新鮮でした。
奇妙な話ですが、その時は
「これはこういうものなのかもしれない」と思いました。
この解釈でいいのだ、と感じられたので、当初の案はやめました。
王様がこの記念の祭典をお祝いし、マスターたちの歩みに静かにまなざしを注ぐような、
美しいもので表現するべきということになりました。
要は、綺麗なら良しということにしました。
あれから脳内の王様はおいでになっていません。
なんだよ。
ほか担当(プレイアブル)サーヴァントすこしふしぎ
「神引きの但馬守」
時は実装後最初のPU、ちょうど私の誕生日とかぶっていた。
高速バスで奈良に到着し、大雨の柳生の里へ。
なかなか召喚できまいと覚悟して諭吉5人分を換金し
人気(ひとけ)のない道で最初の10連を回したところ、いの一番に来てくれた。
>当時の記事
サムレムのランダムおまけもいきなり柳生さんだった。
もっと遡るとセガコラボカフェのクリアファイルもそう。
CBCの特捜班缶バッジもそう。
来ない時は来ないので(エイプリルフールのベースボールカードとか本当にこなかった)
全体の割合で言うと普通なのかもしれませんが
ここぞという時駆けつけてくださるイメージがついてしまった。
「体調不良時の悪夢補給に道満」
具合が悪い時の夢に3回くらい出てきた。
なぜかいつもスーツ姿・セミロングくらいの気がする。
顔は頑なに見せてくれない。常に遠くの方でぼやけているか、後ろを向いている。
最後に見た夢は今回初めてお話しすると思います(もうしてたらごめんなさい)。
私と道満は走行中の電車の中で立っていて
私は道満のことを2人めの弟だと思い込んでずっと背中に話しかけていました。
肩に渦を巻いた髪が一本抜け落ちていたことに気づいて、取ってやりながら
「立派な渦で、まるで道満みたいだよ」と笑った途端に目が覚めました。
話を盛ってるでしょと言われてもしょうがない。
信綱さんとイスカリはそういえばまだないかもな……何かあってもいいんですよ 。
【07:26】追記
柳生の里に行った時の記事へのリンクを追加。一部訂正。