【FGO】クジャクはかわいい

アショカ王がFGOfesで身につけている羽飾りについて、仏道の人なのに孔雀を殺しちゃったの?と誤解された方々にご安心いただきたく補足させてください。

[English translation here]

要約:
1:クジャクの羽が欲しかったら毎年の繁殖期の終わりに抜けるのを待つだけなので殺す必要はないよ。
2:そもそも本物のクジャクじゃないかも、そういう霊基のかたちなだけかも。
3:本物のクジャクそっくりに編まれた精巧なレース細工かも。

確かにインドからのクジャクの飾り羽の輸入は、ワシントン条約で制限されています※1。インド国内では野生個体の捕獲が禁じられており、法律で保護対象になっています。

しかしその原因は需要と供給のバランスが崩れた結果、殺処分や密猟が問題になったからであり、クジャクの羽を得るために殺さなければならないからではありません。

クジャクの飾り羽は、7月に抜け落ちて翌年の3月に再び生えそろいます。※2※3 飾り羽が欲しければ繁殖期が終わった時に鳥さんから分けて貰えば良い話で、飾り羽を持っている=元の鳥を殺したことにはなりません。

そもそも今回のような、白地に金色の入った孔雀の羽は現実に存在しません。

私としましては、10年間歩み続けたマスターたちへの、彼なりの敬愛の気持ちが霊衣としてあの羽根になった、もしくは羽根によく似たレースのような工芸品になったりした可能性もあるなとも思いながら描いていました。

大きな羽は羽軸が結構硬いし、無理にいじると羽弁が傷むので、あのように綺麗にまとめるのは難しいからです。

これも非公式の説明でしかあり得ない以上、明確な結論付けは避けますが、どうしても気になる方は、僭越ながら、──彼自身の霊基でできてるから生きた鳥は関係ないよ or ものすごく精巧なレースでできているからそもそも羽毛じゃないよ──のどちらかを採用していただけますと幸いです。もちろん、夢のように非現実的な孔雀がこの世のどこかにいて、繁殖期の終わりにごっそり羽をドロップしてくれた、でも構いません。私自身は、特に決めてはいません。

何にしても、可哀相な孔雀や可哀想なワシントン条約は存在しませんので、安心して彼とお祝いのひとときをお楽しみください。

※1
どんなものを買ってはいけないの(TRAFFIC)https://www.trafficj.org/kachadame/kachadame.htm

※2
飾り羽は1年中生えているわけではなく、(中略)繁殖期を過ぎると抜けていきます。そしてまた次の春に向けて新たな羽が生えてきます。(大宮公園小動物園)https://www.parks.or.jp/omiyazoo_2020/animal-nisshi/kuzyaku/animal-nisshi-kuzyaku.html

※3

サムネイルは「いらすとや」さんから拝借しました。かわいいですね。

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