平安京つらつら

自力でリンボの絆礼装を引出したいので
ネタバレ対策でしばしネットから消えます。
ではまた……。

(等と、言いつつ。)(地獄界曼荼羅取り急ぎの感想なのですが)

あくまでいちプレーヤーの解釈です。正確性はなく、
同一の解釈を強要するものではありません。

また、そもそもこのサイト内の全ての記事やイラストに言えることですが
あなたが大切にしているキャラクターのイメージや、
キャラクターに対する気持ちが損なわれてしまう可能性もあります。

当サイトのガイドラインも、ご確認いただけましたら幸いです。

【12月08日追記】
人の矜恃、信念を娯楽のために踏みにじり、
衆生の苦しみこそ無上の悦びとしたリンボが
道満の内より生まれ落ちておそらく最初に蹂躙したのが
他の誰でもない、自分自身の心なんだなと思ったら
ありようのブレなさに容赦がなくて
余計に大好きになっちゃいますね……。
リンボも道満もどっちも好きだなあ……。

【12月12日追記】
たしかに道満は晴明に対する「勝ち」を知らないんだなあと考えた時に、オルガマリーさんの、今際の際の叫び「まだ何も成し遂げてないのに」をふんわりと思い出していた。
(12月17日:自信がないところを修正。道満はね難しいですよ。)

【12月31日追記】
「あんなものになってしまうくらいなら今のうちに死ぬ」と
決意してしまうほど京の人々を思っていた道満が、
あのあと結局晴明と敵対して京を追われるか
呪詛返しで絶命するまでを大長編で読みたいという
感じのことをもうずっと考えている。

リンボの砕けた霊基霊核から奇跡的に生還を果たしたのが
擬似的な不死を体得していた影響だとしたら、
どんな終わりにしろ楽には死ねなさそうだなあ。

5.5章が「怨敵リンボの終わり」なのかなと思うと
カルデアに来た道満や、晩年の道満のことが
わかるのはこれからなのか、ミステリアスなままなのか
どうなるんでしょうね……。

終わりといえば、ラストのあのスチルは「貴方もとうとう
死んでしまうのだなあ」と思いながら
描いていました。
今はあの絵を思い出すとき、プロフィール2の
「自らの死滅を以て世の平安を導く」を噛みしめております。

【01月18日追記】
下総を地獄に変えてユガを千切れるほどぶんまわさせ、オリュンポスに取り憑いたカルマの名前が「リンボ」なのかもなという、ぼんやりと適当なことを考えているうちに日付が変わってしまった。「見事拙僧と合一致しました!」の件も、平安京の道満にリンボ自ら宿業となって埋まっていくことで英霊剣豪に変えた感じに近いとしたら、晴明の「あれを道満の仕業とは言いたくないなあ」とか、「リンボ」呼び、そして、「まさかあんなものに負けてしまうとは思わなかった」もわかるなあと思ってしまった。そして、逆に、道満が「リンボ」に負けてしまったのもわかってしまう。「パライソ」や「インフェルノ」の身を切るような叫びを見ているので。

「拙僧の人格も精神も、既に術式化して久しい(5.5-13節)」というセリフ(この辺り本当にマッドサイエンティストっぽくて大好き)を見て生身の肉体という概念がないのかなというか、「臓物の寝床」ももっと抽象的なものなのかなと思うようになった。「自ら(道満)の肉体の裡側に潜む悪性情報という形で召喚された(5.5-9節)」状態で隠れていたのかな……。元の自分の体を「臓物の寝床」扱いしていたのかな……アスクレピオスがリンボを「悪性腫瘍」と呼んでいたのは実はインドのことだけじゃなくて本体のことも言っていたのかな……。それはそれとして文字通りの血の池や臓物の寝床からゆらりと起き上がる全裸のリンボは健康にいいと思います……。

リンボの記録を振り返って「あやつはどうしようもない存在でございました。我がことながら、お恥ずかしい限りでございます。」とか言って、おもわせぶりな沈黙の後「「拙僧」なら。もっとうまくやったでしょうねえ……。」
とかネットリ言いそうな気持ちがちょっとある。道満怖い。

人間ランダム化け化け祭りのタチの悪さを考えると、そして、行動に移したのは悪性たるリンボだが、その母体は道満であり、紫式部の証言でも「生前の時点で相当な妖人、怪人」だったことを思うと、生前の道満にも泰山解説祭のような日常で使えるタイプのエグめの持ち技があったりするんでしょうか。かつて晴明の泰山解説祭に対して「なんたる羞恥!」と、「晴明殿もタチが悪い」とでも言いたげなセリフだったことも、もしかしたら現場の周囲には「おたがいさまでは……?」と言いたくなるような空気が漂っていたりしないかというか、実は晴明と類友の可能性があったりしませんか。

アルターエゴとして現界したのはより強くあるため。リンボとして実践した貴重な経験を無駄にしないため。そもそももとからワルだった。ワルはワルのまま、改心などの気はない、かといって、主人公がマスターになった以上、カルデアや人理に害をなすようなこともない。

……というのが今のイメージ(2020年1月なかば現在)。
あくまでイメージ……。

そしてこれは夕餉のシメジ。

【09:23】
さすがに推敲しなさすぎて恥ずかしくなってきたので
少し短くした(これでも……)

【17:56】
文章が重複していたところを修正。内容ほぼ変わらず。

【18:10】
さきほどの書き方だと「リンボ+オリジナル蘆屋でパーフェクト道満召喚やで!」と決めてしまっている印象になりそうだが

過去に実在した蘆屋道満の人物像そのものではなく、一側面がカリカチュア化した存在になっていると思われる(マテリアル)

……と、いう部分がある以上、シンプルに「全乗せ」とは違うのだということは意識しておかねばね、というのを、あとあとこの長文を見返すであろう未来の私に書き残しておきますね……。

「叫び、喚き、狂い果てて、我らは合一しまして候」

【01月20日追記】
折り畳み部分の最上部に注意書きを追加、
一部誤字を修正。内容ほぼ変わらず。

悪性情報:L

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