skeb:18 狭間のひと

かっこいい(そして実は少し怖い)犬耳お姉さんのご依頼をいただきました。

混沌が本質、邪悪な愉快犯、何より私が印象的に感じたのは
彼女の存在は人類の文明があってこそであり、彼女が求めているのは
「滅亡に向かう破壊」ではなく「生に基づく混沌」であるということです。
もうひとつ、首輪を描写することでそんな彼女の力が抑制されていることが表現されているので、
この点に気をつけて作画する必要があります。

それじゃ行ってみましょう!

瓦礫の山といっしょに描写したいと思ったところから始めました。
ただし、ただの瓦礫ですとこれが破壊なのか混沌なのか分かりにくくなってしまいます。
そこで、背後に栄華に湧く文明の象徴を描写することにしました。
熟れきった命の渦と、そこから捨てられた残骸の山の間に彼女がいます。

私自身は横顔を描くのが好きなのですが、人によっては顔をこちらに向けていて欲しいと感じる可能性があるので、不自然ではないポーズになるよう調整しました。

スタイルの良さが印象的だったので全身を入れたいんですけどお顔が小さくなっちゃうんですよね……。毎回キャラクターを描く時に迷うのですが。

でもやはり今回は全身を入れさせてください。

一見、王道のエアインテークのようで赤丸のところなど独特の折り返しになっているので慎重に再現しています。

下書きの書き込みをより鮮明にしました。
髪の毛の塗り込みが楽しくなりそうな気がします。

ご依頼者様へ

大変申し訳ございません。
このたび、Skebの納品期限を再び超過してしまいました。
システムの仕様上、私からリクエストの再送をお願いすることができません。
私の力不足により、このような形になってしまい、本当に申し訳ございません。

もしお許しいただけるのでしたら、同じ内容で再度リクエストをお送りいただけましたら、これまで通り完成品を納品させていただきます。

また、正式な納品はできませんが、このまま作業は継続させていただきます。
完成したイラストは、ウォーターマーク入りのjpg形式で、こちらのブログ上に掲載いたします。
その画像をダウンロード・無償でご利用していただくことは可能ですので、よろしければご検討ください。

このたびはご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。

【追記】ありがとうございます!承認させていただきました。この度は重ね重ね、申し訳ございませんでした。

編み上げブーツやコルセットなどの効率の良い描き方が永久にわからないので、あたりをつけたら実際に編むように下から紐を通していくことしかできない……。

線画が終わりました!
ここから彩色と背景に入ります。
ちょっと休憩を入れさせていただきます。すぐに戻ります。

色が乗った時のイメージ。
奥のビル群がメインの光源になることを想定していますが、手前にも補助の光源を入れたいかも。

奥のビルもうちょっと繁華街ぽくてもいいかもですね。

【完成】
このたびはありがとうございました。大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。

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